真珠...
真珠は、生産者と対象物に絶対的な高品質のお墨付きを与えている「三重ブランド」にも認定されており、とっても大切にされているものですが、NHK「その時歴史が動いた」は、初めて養殖真珠を成功させた御木本幸吉さんが取り上げられました。今年は生誕150年なんだそうです。
御木本さんが真珠の養殖を始めようとしたのは、彼が横浜を旅行し、外国商館で海外の商人との間で真珠が高値で取引されているのを知ったところからで、当時は天然真珠しかなかったので、一般庶民には手の出せない高級品でした。でも、御木本さんの「世界中の女性を真珠で飾りたい」という思いから、大量生産が可能な養殖真珠事業に取り組みます。
しかし、養殖真珠に取り組んだものの、なかなか成功しません。奥さんのうめさんが金銭面を工面し、旦那さんの事業を助けますが、心半ばにして奥さんは亡くなってしまいます。
御木本さんは落ち込んでしまいますが、養殖した貝に真珠ができていた時に一緒に喜んでくれていた顔を思い出し、より精力的に真珠養殖に取り組みます。
水産学の先生からも学び、ついに半円真珠を...、さらに苦労を重ねますが、真円真珠の養殖にも成功します。
しかし、既得権のある真珠業者からは、「養殖真珠は偽モノだ」というレッテルを貼られ、このままでは養殖真珠が偽物と認知されてしまうことを恐れた御木本さんは、代理人を通じて、あえてフランスの法廷で、養殖真珠の正当性を求めて裁判に訴えます。オックスフォード大学のジェームソン博士、フランス・ボルドー大学のブータン教授、アメリカ・スタンフォード大学のジョルダン教授など世界的な権威が自説を発表しました。それにより、養殖真珠が天然と本質的に同じものであることが証明され、裁判に勝利することができました。
その後、太平洋戦争で養殖真珠産業は衰えますが、戦争終了後、再び再開します。養殖真珠産業が普及する中、御木本幸吉さんはお亡くなりになりました。
俺には真珠の美しさというのは正直よく分からないところがありますが、女性がきれいになれるのはやっぱり平和だから!!戦争中は余裕がないからできませんからね。
「真円真珠の養殖を必ずや成功させ、世界中の女性の首を真珠で飾ってご覧にいれます」
と御木本さんは明治天皇の前でお話されたそうですが、女性が輝くのは平和あってのこと。真珠の輝きは女性の輝きであり平和の輝きでもあります。女性がきれいである社会・地球を大切にいきたいものです。
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