そんな中でアジアのこんな国で国政選挙が実施されました。
ブータン
世の中には知らない国がたくさんあります。もちろん、ブータンが仏教国だということも知っているし、昭和天皇が崩御した時は1週間も喪に服していただいたという意味では日本人にとっても馴染み深い国だという程度の知識はありますが、王国として有名なブータンで総選挙が実施されるというのを知ったのは、最近のことでした。
一方で、毎日新聞の栗田記者の記事によると、
これまで、議会に国王の不信任決議権を与えたり、報道の自由を保障したりしてきた。選挙は民主化移行の総仕上げと位置づけられ、選挙後には新内閣が発足し、国会で憲法が採択される予定だ。
ただ、急激な近代化を避けて伝統文化を重んじた前国王の政策は、民族衣装の着用などの強要につながり、ヒンズー教徒であるネパール系住民による反政府闘争も起きた。
国籍をはく奪された10万以上の人々が、ネパールで難民生活を送る。米国が段階的に6万人の受け入れを表明したが、難民問題は絶対王制の弊害とみなされてきた。
国王自らが民主化策を提唱した背景には、王制と民主主義の調和を世界に示す意味合いが強い。一方で民主化を進めていけば、反政府勢力の政治参加も求められるのは確実だ。
といったことも書かれています。
難民問題の解決のために「立憲君主制」を導入するといった側面もあるのでしょうか?門外漢なので詳しくはよく分かりませんが、国民総幸福量(GNH)という概念を作ったり、様々な環境政策、伝統文化保持のための国民に民族衣装着用の強制などを行ってきた個性ある国が、大多数の仏教の教徒や日本からのODAを着服している(らしい)政府高官のためのものだけでなく、南部に生活するヒンズー教の人たちも巻き込んで、「多様性のある国民が平等な権利を持って生活できる」ための担保となるべく、「立憲君主政治」が機能していってもらえればと思います。
ただ、実態を知らないもので、こんなふうに軽々しく物事を話していいとも思えないんですがね...。




