原作は、城山三郎さんの小説「通産官僚たちの夏」なのだそうです。
このドラマについて、TBSのサイトには、
「敗戦後の昭和30年代の通産官僚と産業界の奮闘を描いた感動作。敗戦国の日本を、世界と肩を並べる豊かな国にしたいという使命感に燃える、熱き通産官僚たちの活躍を描いた物語。“ミスター通産省”と呼ばれた男・風越信吾を中心とした、国内産業の保護を訴える“産業派”と、国際化を目指して自由貿易を理想とする“国際派”の攻防を軸に展開していきます。」
と書かれており、よくありがちな「官僚=ヒール役」のドラマではありません。国をよくしようという男たちの物語であり、またそれぞれの人たちの思惑がいろいろと交錯した物語でもあり、一般的に思われている官僚は合理的で融通の利かない頭デッカチなイメージというよりも、どこかしら「人間くささ」を感じさせるようなものです。
昨日はテレビの値下げに官僚たちが奔走したという話...。経済政策のことやその類の歴史については詳しく分からないので、主人公がやろうとしたことが本当に正しかったのか?などという論評はできないんだけれども、細部にはおそらくフィクションはあるのだろうとは思うんだけれども、昭和30年代の背景でこういった議論があったことは想像に難くありません。以前よりはこういった「産業派」と「国際派」の対立というのは落ち着いている(世の中の流れとしては、圧倒的に「国際派」にならざるをえなくなっていると思われる)とは思いますが、今でも十分に起こりうる対立軸だと思います。古くて新しい問題だと思います。「自由主義」を徹頭徹尾貫くと、「強い者が勝つ」ところに行き着くわけでして、当然中小勢力の方にとっては住みずらい世の中になってしまいます。
話はそれますが、今の世論を政治に反映させる仕組みとしての「国会」の勢力図っていうのは、「自由主義A」対「自由主義B」みたいなところがあって、「左派」的な勢力が対向軸にないので、客観的に見てちょっと問題なのでは!?と思ったりするわけですが、気のせいでしょうか?「民主党が何とかで〜」とか言ってるけれども、「目くそ」「鼻くそ」の違いにしか我輩には見えないわけで、今度の衆議院議員選挙なんてどこに入れたらよいのか?よく分からないですね、今は...。
閑話休題、国内保護か自由化かっていう価値観を軸にいろんな人たちの思いが交錯するドラマにちょっと期待したいです。
そうそう、このドラマで忘れてならないのは、名古屋市役所の本庁舎が撮影に使われていたということ!!通産省の中の廊下や玄関の映像を見て、すぐに分かりました。エンドロールで少し載っていましたが、歴史ある名古屋市役所の建物を全国の皆さんに見ていただけるのはいいですね。名古屋市役所って本当にあんな感じなんですよ、全国の皆さん!!
ということで、もう少し見てみたいと思います。




