JTBといえば、分社化や多様なニーズに応えるべく様々な旅行商品造成を行っているようです。1億円以上もする商品から、安価な「ガクタビ」に至るまで、本当にいろいろな商品造成を行っているようです。
そんな中で気になったのが「若者の海外旅行離れ」について...。バーチャルな世界で満足しちゃう傾向もあるようです。2008年11月10日号の「トラベルジャーナル」誌にも、「若者の海外旅行離れ」についての特集が組まれていました。旅行にかけられるお金がなくなっているそうで、いわゆる「パラサイト・シングル」の学生ですら、パラサイトする親の収入が不安定でなかなか旅行に踏み出せない状況もあるそうで...。若者が旅行に行かないのは、旅行業者にとっては大きな痛手ですよね。今は段階の世代が旅行に行ったり余暇を楽しんだり...なんていうことが言われていますが、その世代だって旅行に行けなくなれば、今度の主役は今旅行に行かないと言われる若い世代なんですよね。旅行の楽しみを感じていれば、一時はお金がなくても市場に戻ってくる可能性も高いはずですからね。
「トラベル・ジャーナル」誌に掲載されていた記事の中で、JATAの方が「旅行会社は若者に対してこれまで何をしてきたのか。学生旅行と海外ウエディング以外の仕掛けがなかったと私は思っている」とコメントが載せられていましたが、特に20代の女性を中心にパワースポットをめぐる旅とかヘルスツーリズムに人気があるし、昨日のブログに書いたような鉄道ファンに受けるようなパッケージツアとか、多様化するニーズに旅行会社がいかに対応するのか?JTBの社長さんがおっしゃるように、一極集中の東京からの情報発信ではもう対応できない時代が来ているんだろうなぁということは感じます。
「カンブリア宮殿」では、海外に行かない若者について村上龍さんも憂いていましたが、「トラベル・ジャーナル」誌の記事はさらに突っ込んで、若い世代が海外旅行をする目的についても言及。その多くが癒しを求めているそうで、受動的な態度だとのことです。しかし、その受動的な態度というのは旅行会社が「旅行での癒し」を訴えかけすぎたことも要因であり、旅行会社は反省しなければならないというようなことも書かれていました。
自分の経験からすれば、「海外旅行」なんてもう大冒険で、言葉も通じにくい(通じない)環境に身をおいて、如何にして現地の人とコミュニケーションを取って目的地にたどり着くのかということを、リスク軽減を考えて情報収集を行って楽しむかを感じるものだと思うんですがね...。統計を見て、そういう人が比較的少ないのは個人的には残念ですが、旅にはいろんな種類があるっていうことをもっともっと分かってもらうことが必要だと思います。
JTBの社長が番組で言っていた、旅行の5つの力...
交流する力
文化作る力
健康の力
教育の力
経済の力
というのはなるほどなぁと。旅行産業は交流文化産業というのは素晴らしい発想だと思います。
実際のものを見て感じて動かされるという単純な心の動きではありますが、その大切さと面白さを旅行会社はもっとPRしなくちゃいけないかなぁと思います、単なる売り上げ獲得で人気商品を売ることだけでなく...。
最後に、JTB社長の含蓄のある言葉...。
過去には感謝を
現在には信頼を
未来には希望を
大切にしたい言葉です。
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