「トラベル・ジャーナル誌」2008年11月10日号の特集記事「再活用される地方鉄道 -人気追い風に商品化の波-」という記事です。
ここ数年で、NEXCOとJTBなどの旅行会社がコラボレートして、「ドラたび」などの旅行商品造成がされて盛況のようですが、それに対してなのか、JRグループ6社が「トレたび」という鉄道旅行情報サイトをオープンさせたとのことです。
ただ鉄道に乗るだけというパッケージ商品も結構売れているらしいです。岐阜県と福井県を走る予定だった越美南北線をたどる旅を日本旅行が企画し、30名ほどが来られたのだとか...。このパッケージ旅行を企画した方のコメントで、「地方鉄道を素材とした商品で重要なのは、地域の歴史や特性など、路線の背景を反映させたテーマを前面に打ち出すこと」だとおっしゃっていましたが、そのとおりでしょうね。我輩も鉄道旅が大好きなのですが、やっぱり本格的に乗ろうとする列車に関しては、路線の歴史を事前に調べて、その土地のにおいや文化や歴史に思いをはせながら乗ることが多いですからね。
一方で、鉄道旅の旅行商品造成にかかる問題として同誌にあげられていたのは、「消費者に座席を確約しているわけではない」点です。我輩は鉄道旅をするのにパッケージツアを利用することはまずありませんが(路線を調べ安くてお得な切符を独力で探すことにこそ価値があるからだ!!)、地方鉄道ともなれば車両が少ないので、必然的に人数だって限られるわけです。それで、座席が確保されないからといって「納得できない」というのはちょっとおかしな話だろうということも言えなくもないんですが、それに納得できないお客さんもいるとのことです。地方鉄道は、観光もそうですが、一般客の生活の足にもなっているわけですから、観光客のために特別に席を設けるなどということは、車両に余裕があったりダイヤグラムを組んだときに余裕でもなければ現実的には難しいでしょう。
同誌の最後には、「地元民に迷惑をかけないかたちでの(筆者註: 旅行商品パッケージの)商品化に、いっそうの期待がかかっている」とあるが、観光のおかげで旅行会社が活性化したという例もあるわけだし、そのバランスをとるのは難しいですよね。
鉄道ファンの皆様は、鉄道旅行の商品パッケージ化の促進についてどう思われますか?
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